管理ツール(プロキシ)
プロキシ先の情報やプロキシ固有の機能に関する設定を行います。
※この設定は Durian Proxy のみに含まれています。
リモートサーバ
プロキシ先サーバの情報です。
リモートサーバ登録ボタン
リモートサーバを追加します。
- プロキシパス
- Durianがプロキシ先のリモートサーバを識別するためのパスです。 /bar のように / から始まり、 / で終わらないパスを指定します。
- リモートサーバホスト名
- プロキシ先サーバのホスト名を指定します。ホスト名は、IPアドレスまたは完全修飾ドメイン名を指定します。また、「:」に続けてポート番号を指定することもできます。ポート番号を指定しない場合、ポート80が使用されます。
例1:リモートサーバに完全修飾ドメイン名を指定する場合
プロキシパス | /bar |
---|---|
リモートサーバホスト名 | www.example.com |
例2:リモートサーバにIPアドレスとポート番号を指定する場合
プロキシパス | /m |
---|---|
リモートサーバホスト名 | 192.168.0.2:8080 |
リモートサーバは複数登録できますが、それぞれ異なるプロキシパスを指定する必要があります。
タイムアウト
リモートサーバ接続時のタイムアウトを秒単位で指定します。デフォルトでは300秒です。
リモートサーバ側が出力したエラーページをクライアントに表示する
リモートサーバがステータスコード400番台/500番台のレスポンスを出力した場合、そのページをそのままクライアントへ表示するかどうかを指定します。デフォルトではチェックされています。
キャッシュ
キャッシュサイズ(Durian 4.5.0以降)
メモリ上のキャッシュサイズをMB単位で設定します。デフォルト値は16[MB]です。
リモートサーバ上のコンテンツ更新間隔
メモリ上にキャッシュされたリモートサーバ上のコンテンツの更新間隔を秒単位で指定します。デフォルト値は0[秒]です。
リモートサーバのキャッシュをクリア
メモリ上のキャッシュをクリアします。
ヘッダ操作
Set-Cookie ヘッダのプロキシリバース処理
リモートサーバの送信した Set-Cookie ヘッダの domain と path を変換するかどうかを指定します。デフォルトではチェックされています。
リモートサーバへのリクエストにプロキシヘッダを追加
リモートサーバにヘッダを追加するかどうかを指定します。追加されるヘッダは、以下のとおりです。
- X-Forwarded-For:リモートIPアドレス。元のリクエストに X-Forwarded-For が含まれている場合は、カンマで区切って追加されます。
- X-Forwarded-Host:リクエストされたホスト名。元のリクエストに X-Forwarded-Host が含まれている場合は、カンマで区切って追加されます。
- X-Forwarded-Server:X-Forwarded-Hostと同じ値。
- X-Forwarded-Scheme:リクエストされたスキーマ(httpもしくはhttps)。
端末情報ヘッダを送信する
端末情報をリクエストヘッダとして送信するかどうかを指定します。
端末情報ヘッダの選択チェックボックス
送信する端末情報を指定します。
※送信する端末情報が多くなると、リクエストヘッダのサイズが大きくなり、リモートサーバとの接続パフォーマンスに影響を及ぼす場合があります。
例:device, productName, imageFormat, markupLanguage を選択した場合
リクエストヘッダに次のようなヘッダが追加されます。
X-Durian-Device: mobile X-Durian-Product-Name: P900i X-Durian-Image-Format: GIF, JPEG X-Durian-Markup-Language: name=CHTML; version=5.0; contentType="text/html; charset=Shift_JIS"
ユーザー情報ヘッダを送信する
ユーザー情報をリクエストヘッダとして送信するかどうかを指定します。
リクエストヘッダに次のようなヘッダが追加されます。
X-Durian-User-Id:012345678901 X-Durian-Open-User-Id:0123456 X-Durian-Serial-Number:012345678901234 X-Durian-Valid-Remote-Ip: true / false