端末情報更新
概要
最新の携帯端末に対応するため、Durianの端末情報ファイルを定期的に更新する必要があります。端末情報の更新方法には、以下の2通りの方法があります。
自動更新
端末情報ファイルをDurian更新サーバからネットワーク経由で定期的に取得します。Durianから外部ネットワークへの通信が発生します。
※自動更新を使用するには、DNS および アウトバウンドHTTPS 通信が利用可能である必要があります。
手動更新
端末情報ファイルの更新を手動で行います。手動更新には、ダウンロードサイトから端末情報ファイルをダウンロードする方法と、管理ツール経由でネットワークからダウンロードする方法があります。
ダウンロードサイトからのダウンロード
端末情報のダウンロードサイトから最新の端末情報ファイルをダウンロードします。Durianの端末情報設定ファイルをダウンロードしたファイルに置き換え、端末情報ファイルのリロードを行います。DurianのDurianから外部ネットワークへの通信は発生しません。
管理ツール経由でのダウンロード
管理ツールを使用してネットワーク経由で最新の端末情報を取得します。
※DNS および アウトバウンドHTTPS 通信が利用可能である必要があります。
自動更新設定
自動的に端末情報が更新されるようにするには、以下の手順で行います。
- 管理ツールを開きます。
- [基本設定]タブを開きます。
- [運用情報更新]ボックス内で、[ネットワークから取得する]をクリックします。
- 確認画面で[OK]をクリックします。
- 完了画面が表示されれば、設定完了です。
自動更新スケジュール
端末情報の自動更新は、1日に1回行われます。
自動更新の実行時刻はサーバごとに決定され、1日間隔で実行されます。
手動更新
端末情報の自動更新を行わない場合、手動で端末情報ファイルの更新を行うことができます。
手動で端末情報を更新するには、以下の手順で行います。
ダウンロードサイトからのダウンロード
- 端末情報ダウンロードサイトにアクセスし、最新の端末情報ファイル terminfo.xml を取得します(端末情報ファイルをダウンロードするには、SS契約が必要です)。
- ダウンロードしたファイル terminfo.xml を設定ファイルディレクトリ(Webアプリケーションルート/WEB-INF/durian/conf)にコピーします。
- 管理ツールを開きます。
- [基本設定]タブを開きます。
- [運用情報更新]ボックス内で、端末情報の右側にある更新ボタンをクリックします。
- 「リロードしました。」というメッセージが表示されれば、更新完了です。
管理ツール経由でのダウンロード
- 管理ツールを開きます。
- [基本設定]タブを開きます。
- [運用情報更新]ボックス内で、[ネットワークから取得する]がチェックされていなければ、[ネットワークから取得する]をクリックし、画面の指示に従います。
- [運用情報更新]ボックス内で、端末情報の右側にある更新ボタンをクリックします。
- 「リロードしました。」というメッセージが表示されれば、更新完了です。
HTTPプロキシサーバーの設定
HTTPプロキシサーバー経由で端末情報をダウンロードする場合は、以下の手順で設定を行います(管理ツールでの設定には対応しておりません)。
- アプリケーションサーバーを停止します。
/WEB-INF/durian/conf/updateService.xml を開きます。 - connectionタグの属性を次のように設定します。
- アプリケーションサーバーを開始します。
属性 | 説明 |
---|---|
proxyHost | プロキシサーバーのホスト名/IPを指定します。 |
proxyPort | プロキシサーバーのポート番号を指定します。 |
isAuth | Basic認証を行うかどうかを true / false で指定します。 |
userName | Basic認証を行う場合のユーザー名を指定します。 |
password | Basic認証を行う場合のパスワードを指定します。 |
接続プロトコル・暗号化スイートの設定(Durian 4.10以降のみ)
HTTPS接続に使用する接続プロトコルおよび暗号化スイートを管理ツールで指定することができます。
具体的な設定手順については、管理ツール(基本設定)をご覧ください。