WebTrendsプラグイン仕様
概要
WebTrendsによるユーザトラッキングに必要なトラッキングIDをコンテンツに付加します。
WebTrendsプラグインには以下の機能があります。
- 1サーバあたり100万トラッキングIDの発行
- クラスタリング対応
- 不正トラッキングIDの排除
- 公式サイト対応
- トラッキングIDのユーザ定義
トラッキングパラメータの生成方法
Durian管理ツールからトラッキングパラメータの生成方法を設定します。
設定した方法に従い、トラッキングパラメータはコンテンツ内のすべてのリンクとフォームに設定されます。
「自動生成」の場合は、リダイレクト時にもトラッキングパラメータが付加されます。
トラッキングパラメータの生成方法 | 説明 |
---|---|
自動生成 | トラッキングID発行を自動的に行います。初回リクエスト時のリダイレクト、不正トラッキングIDの排除などの機能が組み込まれています。リダイレクト時にもトラッキングパラメータが付加されます。 |
アプリケーション定義 | トラッキングIDをアプリケーション側で定義します。リダイレクト時には、トラッキングIDは自動付加されません。 |
トラッキングパラメータの自動生成
トラッキングパラメータをDurian内部で管理します。
トラッキングパラメータは英数字6文字で構成されます。
- 初回アクセス時は、トラッキングIDを付加してリダイレクトします(リダイレクトしないように設定することもできます)
- 不正なトラッキングIDがリクエストされた場合は、トラッキングIDを新たに発行してリダイレクトします(リダイレクトしないように設定することもできます)
- クラスタリングを行い場合、各クラスタメンバごとに一意なサーバ番号を管理ツールで設定する必要があります
トラッキングパラメータのアプリケーション定義
トラッキングパラメータをアプリケーション側で管理します。
リクエスト属性 durian.webtrends.uid にトラッキングIDを設定すると、コンテンツ内のすべてのリンクとフォームのパラメータにトラッキングIDが追加されます。
- トラッキングIDの整合性チェックなどもアプリケーション側で行う必要があります
- リクエスト属性を設定しない場合、トラッキングIDは追加されません
- リダイレクトURLにはトラッキングIDは追加されません(必要であれば、独自にパラメータ付加を行う必要があります)
公式サイト
公式サイトの場合、キャリアの管理するユーザIDとトラッキングIDを組み合わせて使用することになります。
トラッキングパラメータの生成方法が「自動生成」の場合、ユーザIDが取得できる場合はトラッキングIDを発行しませんが、ユーザIDが取得できない場合に限り、トラッキングIDを発行します。
トラッキングパラメータの生成方法が「アプリケーション定義」の場合、リクエスト属性 durian.webtrends.uid にトラッキングIDが設定されていれば、トラッキングIDがリンクやフォームのパラメータに追加されます。
プロキシ
プロキシ型でもフィルタ型と同様にトラッキング機能が使用可能です。
ライセンス
WebTrendsプラグインを使用するには、WebTrendsプラグイン用のライセンスが必要です。
Durian Enterprise/Standard のライセンスには、WebTrendsプラグインのライセンスは含まれておりません。